2003/09/28 O座山
夏の八ヶ岳のときに「是非に」とお誘いして以来、何度も企画を立ち上げたものの、なぜかお天気に
恵まれず、ここまでひっぱったからには是非晴天の日に、、、と延期に延期を重ねたこの山。
満を持して決行、のはずが、天気予報が完璧にはずれて、前夜はまさかのどしゃぶり(@静岡)。
静岡から前夜に集合場所入りしたF羽さんは、さぞ不安な一夜を過ごされたことでしょう。
一夜明けても天気は回復せず、まあ仕方ないかとあきらめ顔の面々は、曇天に霧雨の中を
現地に向かったのでした。
BCからまず舗装路を登る。
雨こそ降っていないものの、
路面はぬれています。
うーん、これでは下りが
思いやられる、、、
林道に入って、さらに登る。
押す人もあれば、乗る人も、、、
約1名。
登山道に入ると、ほとんど
乗れません。斜度が急なので
担いだほうが楽かも。
かなり荒れた登山道で、
倒木も多く、なかなかペースが
あがりません。
ここまで木が大きいと、
まずチャリが越えて、
次に自分が越えて、、、
つづら折れをひたすら登ると、
木漏れ日が、、、!
頂上に着くまでになんとか
晴れてくれればいいなぁ。
延々と続く急な登りに、
みんなだんだん無口に、、、
倒木地獄を行く。
尾根に出ると、頂上まで
あと一息。
去年来たときには、確か
崩れかけた廃屋だったのに、、、
いつの間にか、こんなに立派な
避難小屋になっていました。
頂上はもうすぐそこ、、、
やっと着いた!
雲が多いものの、遠くの山も
ちゃんと見えます。
あー、よかった。
切り立った岩盤の上に立って、
360度のパノラマを満喫。
頂上でランチタイム。
みんなの爆笑を誘っている
のは、、、
こんなことをしてる人が
いるからです。
眠れる岩上の美女?
青空をバックに笑顔がバッチリ決まって、
まるでドリンクのCMのような、、、
ここでダニエルできるように
なればなぁ、、、なんて
言ってる人がいます。
(死ぬって、、、)
そして肝心の下り。
路面コンディションが悪すぎて
残念ながら乗車率が
史上最悪、、、
これは貴重なひとコマ。
下りも倒木地獄、、、
登り返して見晴台へ。
まるで自転車を伴うロック
クライミング。
自転車を片手でぶら下げ、
片手でホールドを探る
H子嬢。
と、そこへ、上から犬連れの
登山者が降りてきました。
「こんなところに自転車で」
と驚かれたので、
「この岩場の下りは犬も
大変なのでは?」と言うと
大丈夫大丈夫、と犬を先に
行かせます。
が、しかし、、、
「ここを降りろっちゅうの?」
と飼い主を振り返る犬。
天に向かって上ったかと
思えば、、、
奈落の底へ下り、、、
Fさんのチャリにトラブル発生。
チェーンが引っかかって
回りません。
あちこちを調べた末、プーリー
ケージのボルトが緩んでいる
のを発見して一件落着。
Fさんの飛翔場面。
「落ちっぷり大将 No.2」だそうです(by N田くん)。
※ MOVファイルです。QuickTime Player で再生可。
「リンクに名前を付けて保存」でダウンロードできます。
上の動画をバッチリ撮って
ひとりほくそ笑む、、、
最後はハイスピードの快走セクション。
重いフルサスをがんばって担いだ人にも
やっとご褒美が、、、
ふたばさんの晴れ男パワーが勝つか、当日朝に風邪でキャンセルの鈴木さんの怨念 (^^; が勝つか、
最後まではらはらドキドキしましたが、山頂は何とか晴れてまずまずの展望(ホッ)、
ただし下りは路面コンディションが悪すぎて、楽しい下りのはずが苦行の担ぎ下ろしになって
しまった箇所が多々あり、ということで勝負(何の?)は引き分け、という感じですか、、、
性懲りもなく「次回」はあると思いますので、またいつか。今度はドライコンディションで。