14/02/16 大雪ドキュメント
白州発不定期日誌

一週間前、白州に来てから14年間で最大の大雪(50〜60cm)を体験し、
2日前にやっと車が小屋まで入れたばかりだというのに、週末は再び雪の予報。

さすがに今度は降っても30cmぐらいだろう、という根拠のない予想を見事に裏切り、
夜中に目覚めると、ソーラーパネルの上の雪は既に60cmを超えていた、、、!!!

そしてまだまだ降り続く雪、雪、雪、、、



あわててM氏を起こし、真夜中の雪下ろし。
(パネルが乗っているのは中古のカーポートで、補強はしてあるものの、この雪はさすがにやばい、、、)

一応終了したのは3時。まだまだ雪はやまないが、あとはあきらめて寝ることに。ついでにラジオで葛西のラージヒルジャンプを聞いてしまったので、朝までうつらうつら、、、

朝、小屋のドアを開けると、昨日の昼間にいったん完全に除雪したデッキが雪に埋まっていた。



とりあえず朝ごはん食べて、上のトイレまで階段24段のラッセルを敢行。そういえば胸までのラッセルは始めてかも、、、


ちなみに、一週間前のときはこんな感じだった→
あのときは「大雪」だと思ったけど、まだかわいい
もんだったんだなー、、、


外は一面の雪に覆われて、何がどこにあるのか、、、


ここには車(エキスパート)があったはず、、、→





夜中にゼロにしたソーラーパネルの上は、既に30cm以上の積雪。いったい全部でどれだけ降ったんだろう。

とりあえず、気を取り直して、まずカーポートの除雪。
うち、停電はないけど、これが崩壊すると電気使えなくなるもんね、、、





鶏小屋まで、なんとか開通。
とりさん達は、壁面すべて雪に覆われて、薄暗い中で、何がなんだかわかってない感じ。


鶏小屋までのラッセル→




クリックするとYouTubeへ、、、




朝9時、やっと小屋の写真が撮れるところまで到達。

さて、ここから道路まで約200mは、自分たちで除雪するしかない。なるべく太陽の力を利用し、最小限の労力しか使わないために、最大限の工夫をする、というのがM氏の方針。

ま、一日で終わるわけないし、前夜の疲れもあって、この日は早々に撤収した。


明けて次の日。ピーカンの空に雪がまぶしい。
気温も上がって、屋根からの落雪が相次ぎ、上を見ながら駆け抜ける場所もあったり、、、


危ないので、落とした→



クリックするとYouTubeへ、、、


今日はなんとか歩いて道路に出たい、とスコップで少しずつ進む。

しかし今回の降雪量は半端じゃない。ラッセルは効率悪すぎてすぐにあきらめ、スコップ3回分の深さを除雪して、やっと一歩進み(もぐるけど)、またスコップ×3で一歩、、


やっと道路が見えてきた。遠くに見える国道には、車が点々と、、、

道路は一応キャタピラ車が踏んでいった跡があり、歩いてなら全く問題なさそうなので、近く(徒歩7分)の母の家を目指して出発。

振り返って、雪に埋もれたわが家、とカーブミラー。
(このミラーは最初から少し短いんですけどね)





母の家も当然雪に埋もれていた。
がんばって自分で玄関から5メートル先の道路まで道をつくってみたけど、道路がまったくの雪原で愕然としたらしい。

帰りに国道を見ると、立ち往生した車の列はまだ動いていなかった(結局動けるようになったのは4日後だった)。



クリックするとYouTubeへ、、、



先週以来、エサがなくて困ったとりさん(野鳥)たちが、千客万来のわが家。ヒヨドリにツグミにアカハラ(たぶん)に、、、
普段はあまり見かけないハトも、軒下で日向ぼっこ?


こっちは、もしかして寒くて動けない?
(そこで行き倒れないでねー、、、)→





実は今回、上からの写真を撮りそびれた。
この2枚は、先週の雪のときの写真。

積雪量はほぼ倍なので、「×2」で想像してください、、、





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