「山梨種苗ネットワーク」主催の春の種苗交換会のお知らせです。 今回は種や農に関する短編ドキュメンタリー2本の上映も企画しました。 また今回から、「持ち寄る種に情報カードを付ける」という方法を 導入しますので、みなさまご協力お願いいたします(詳細は下記参照)。 とき:3月7日(土)午後  ※会館の都合で表向き 13:00 開始としますが、実際は12:30頃より   始めたいと思います(終了予定は15:30頃)。 ところ:明野総合会館 2F 中会議室     (山梨県北杜市明野町上手5602) スケジュール詳細: 12:30〜14:00 種苗交換会 14:10〜14:30 『地域のタネを守る―ベトナム・ムオンの人々』上映 14:30〜15:00 『むかしの農業』上映 15:00〜    ちょっとお話&片付け ※ドキュメンタリーの詳細は下記を参照してください。 参加費: 100〜200円ぐらいを予定しています(参加人数により、当日決定)。 ◆持ち寄る種には、次のデータを記した紙(A4の1/4ぐらい)を  1枚ずつ付けてください(この紙は回収し、後日まとめて配信します)。 ・作物名 ・品種 ・提供者氏名 ・栽培標高  m ・播種期   月 ・収穫期   月 ・採種歴   年    ・種の特徴、履歴など ※可能な方は、↓のPDFファイルをダウンロードして印刷してください。 http://www.geocities.jp/yatsu_na/tmp/SeedData.pdf ◆持ち帰り用の古封筒などは、各自お持ちください。 ◆「こういう種が欲しい」という具体的な要望がありましたら、 1週間前までに下記までご連絡ください。 (要望のあった種のリストは、1週間前にメールで流します。) yamanashiseednet@ybb.ne.jp ◆上映ドキュメンタリー 『地域のタネを守る−ベトナム・ムオンの人々』 2011年 メコン・ウォッチ制作 19分 タネは長い間、農家が自ら採取し家族や村の財産として子孫に受け継ぐもの でした。しかし今や、どの国でも企業などによって大量生産された種を農家が 買うことが当たり前になってしまいました。安定的にタネが供給される ようになった一方、世界各地でタネの多様性が急速に失われています。 このような潮流の中、ベトナムの山岳地帯で暮らす「ムオン民族」は、タネを 自分たちの手で採り子孫へと受け継ごうという取り組みを始めています。 『DVD むかしの農業』 1994年 岩手県金ヶ崎町農協 企画、全国農村映画協会 制作 30分 4月の三本鍬を使っての「田打ち」から翌年4月の「麦の土入れ」までの 1年間を再現。四季の農作業や麻、栗などの作物も撮影。 私たちの先祖は体ごと大地にぶつかり、工夫を凝らして農業を営んできた 知恵があった。そこには、豊かな実りと幸せを願って働き続けてき農民の 魂があり、姿がある。このたくましい魂や姿を映像として後世に伝えていく ために、忘れ去られようとしている昔の農機具、米、麦、ダイズづくり等の 農作業を忠実に再現し、記録する。(時代設定は昭和初期の東北地方) ====== 種苗交換会とは、各自が自家採種している種を持ち寄って交換し、 種採りの輪を広げるとともに、その土地に合った固定種をみんなで育てて 種の自給を目指す、という趣旨の会です。 参加は山梨種苗ネットワークのメンバーに限りませんので、 自家採種や種苗交換に興味のある方が周りにいらっしゃいましたら、 お誘い合わせの上、お越しください。 持ち寄る種のない方も参加できますが、種苗交換会の趣旨をご理解いただき、 次回からはぜひ自分で採取した種を提供してください。 ====== 山梨種苗ネットワーク 連絡係 関 麻実子 yamanashiseednet@ybb.ne.jp