2004/02/16 製材第二弾

製材前
 力丸が導入されてやっと丸太が
 運べるようになったので、ポール
 ビルディング工法のポール(柱)
 に適さない部分(根元の太い部分
 や曲がり材)は、どんどん製材所
 に持ち込んでいます。
 2度目の今回は、2mのヒノキと杉
 が9本にイヌザクラが1本、4mの
 ヒノキが2本。
 これは、3日前に製材所に持って
 行ったときの状態。


製材後
 そして今朝、もうできたという連絡
 があったので、富士見まで取りに
 行ってきました。
 製材所に行くと、おっちゃんは凍り
 ついた大口径の松丸太と格闘中。
 丸太がみんな凍っていて「仕事に
 ならんだよ」。
 うちの丸太は凍っていない(白州
 のほうがさすがに暖かいからね)
 ので、すぐに挽いてくれたらしい、、、

 丸太の状態から比べるとずいぶん
 ボリュームが減った気がしますが、
 ほんとは、製材時に出た皮付きの
 端材(ざら板)もこの上に積んで
 きたので、もう少し嵩がありました。


縁石
 今回予想よりできあがるのが
 早かったので、材木置き場が
 まだできてません。

 この間解体現場から頂いてきた
 縁石で置き場を作ります。


イヌザクラ
 今回は、初めて広葉樹も持ち込んでみました。
 去年の冬に伐倒し、3人(?)がかりで運んで
 そのまま1年経ってしまったイヌザクラです。

 厚さ一寸五分の板と一寸の板が3枚ずつ取れました。
 芯のほうはなかなかいい感じの木目です。
 サクラのカウンターなんて、素敵かも、、、


凍ってる板
 富士見でしっかり凍って帰ってきた
 ヒノキの板。
 「なにもこんな寒いとこで製材所
 やらんでもいいのに、、、」とは
 製材所のおっちゃんの弁。
 自分で突っ込んでどうする、、、



ふしふしの板
 天然ヒノキだけあって、こんな節
 だらけの板もあります。


乾燥中
 挽きあがった材の内訳は、
 四寸×一寸五分のヒノキの平割
 (根太などに使う)が、2m8本と
 4m7本。
 四寸から六寸幅のヒノキの六分板
 が2mで66枚(たぶん5〜6坪分)。
 一寸×一寸三分の杉の角材が
 2mで25本。
 一寸五分角の角材が4mで6本。
 そしてイヌザクラの厚板が6枚。
 しめて 14,000 円でした。

 今回のように幅と厚みを指定した
 材を挽いてもらうと、だいたい一石
 (0.18立米)でいくらという相場に
 なっているらしい。で、例によって
 ちょっとおまけもしてもらいました。


 伐採前の枝打ちに始まって、試行錯誤の伐倒作業、玉切り、遊びに来た人に手を借りて丸太の移動、力丸で
 運び出し(その前に力丸道の整備!)、車に積み込んで製材所へ、と、ここまでの道のりは長かった、、、
 でも、人工(にんく)と時給を計算すれば、とか、働いて稼いだお金で買ったほうが安いとか、そういう発想自体、
 笑っちゃうぐらい貧しい、と私は思う。

 うちの敷地に生えていた木が、こんなふうに材料になって、そして家の一部になる、っていう事実に、いまはただ
 素直に感動してます、、、
 

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