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今年こそは卵の自給を、、、といよいよ鶏小屋を作ることになりました。今回はM氏は手を出さず、私がひとりでやります。ひとつの建物を最初から最後までひとりでやるのは初めての挑戦です。今までさんざん見てきたはずなのに、いざ自分でやるとなると、「???」の連続。結局完成まで2ヶ月近くかかってしまいました(毎日作業してたわけではありませんが、、、)。 例によってポールビルディング(つまり掘っ立て)工法なので、まずは穴掘り。最近もらってきた足場丸太の山から適当な材を選び出し、火を焚いて根元を焼き、、、とここまでにもすでに数日かかっています。 |
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四隅の柱を立て、仮につないでから、垂木と母屋を取り付けます。 鶏小屋の寸法は、5尺5寸×3尺5寸。実は垂木と母屋にする材料の長さで決まっていたりします。今回も新しい材料はなるべく買わずに、古材や余りものの在庫から調達することにしているので、材料を探すのもちょっと大変。 |
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残り2本の柱も立って、一応骨組みが形になりました。 |
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外壁には、ざら板(丸太を製材するときに出る皮付きの端材)の在庫から適当なものを拾い出し、皮を剥いて使います。皮付きのまま保存していたので、かなり虫にやられています。皮を剥いてみて、あんまりひどいのはパス。 剥いた皮は焚きつけにつかうので、ちゃんととっておきます(そんなことをしているのでさらに時間がかかる、、、)。 |
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屋根は、竹を半分に裂いたものを組み合わせた竹屋根にする予定でしたが、やり始めてから、竹の加工が大変なのと、竹の曲がりをごまかしながら組み合わせるのが難しくて、数日苦闘した後に断念。うちの標準屋根材になりつつあるガルバリウム波板を使うことになりました。 |
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母屋の寸法は波板の幅の倍数に設計してなかったのですが、ちょうどポリカ波板の端材があったのでこれを明かりとりに入れると、ぴったりおさまりました。 外壁も少しずつ進んでいます。 |
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入り口のドアです。建具を作るのも初めてなので、手を動かしてるより考えてる時間のほうが長かったりして、、、 |
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網は新品を買ってきました。タッカーでとめて、上から板で押さえます。端材あさりににもだんだん疲れてきた、、、 網が付いたら、鶏小屋らしくなってきました。この頃、友人の紹介で烏骨鶏の雛を5羽もらう話がまとまりました。最初は普通の鶏の雛を入手するつもりだったのですが、これも何かのご縁なので、ありがたく頂くことにしました(烏骨鶏の産卵数が極端に少ないことは知らなかった、、、だからあんなに高かったのね)。 そうと決まれば、急がねば、、、 |
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ドアもついて完成は間近、、、 |
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柿渋も塗って、なんとか入居に間に合ったようです。 あとは雛を迎えに行くだけ、、、 |