08/04/23 タラの芽地獄                                                 白州発不定期日誌

ここ数日、まるで初夏のような陽気が続いています。山桜は今が満開。

冬の間、大事に食べつないだ野菜もそろそろ底をつく頃。最後のかぼちゃ、最後のさつまいも、最後の大根を食べ終わり、畑から採れるものといえば、菜の花と かねぎ、にらぐらい。干し野菜(干しナスや切干大根)や瓶詰め(ピクルスやトマトソース)でなんとか食いつないでいると、春の恵み、山菜の季節がやってき ます。
セリ、ワサビに始まって、タラの芽、ウコギ、リョウブ、ワラビ、フキ、、、
ほかのものは適量を採って食べるだけですが、タラの芽だけはもったいなくて全部(一番芽のみ)食べちゃいます。「タラの芽地獄」と言ったら、なんと贅沢な、と叱られそうですが、、、


最初は数えるほどしかなかったので、とても大事にしていたタラの木。
開拓が進んで日当たりがよくなって、どんどん増え、今では敷地内だけで数十本はあります。2〜3mのものもあるので、採取はちょっと大変。三脚が大活躍。





ピークには1日でボールに山盛り採れるので、近所の友人宅で天麩羅大会をしてみたり、、、
タラの「芽」と言えないぐらい大きくしてから食べるのが好みです。天麩羅に飽きたらパスタにするという技も今年は覚えました。オリーブオイルとの相性が抜群!




3〜4年めのしいたけのほだ木。あんまりちゃんと面倒を見ていないので、今年はもうダメかなと思っていたら、雨が多いこともあってか、わらわらと出てきました。1〜2日干してから天麩羅にすると、最高。





ウコギは敷地内に何十本も生えているので採り放題。最近は枝ごと 切って採取しています。ウコギご飯やウコギおにぎりにして、春の香りを満喫
写真のウコギはもうだいぶ開いちゃってます。緑の枝が伸び始めていますが、これはこれで、天麩羅にするとうまい、、、!







もっとお手軽に、ミョウガの新芽は、採ってそのままかじるだけ。
最近はまっているのが、サンショウのつぼみ。新芽と一緒に摘んで、そのまま少しずつかじれば、お酒がすすむ、すすむ、、、





余裕があるときは、ちょっと手の込んだものもつくります(たまにね、、、)。
ルバーブがすごい勢いで伸びているので、パイにしてみました。





そしてとうとう今年も刈払機の登場。

この地帯、ノビルがいっぱい生えているので、よけるのが大変らしい。
(確かに刈払うにはしのびないけど、、、)





2年ぶりに、卵を抱かせています。
順調に行けば、GWにはぴよぴよが、、、




(おまけ)
◆タラの芽パスタ◆
タラの芽を2〜3cmの長さに切る(根元は縦に薄く)。フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れて、タラの芽を炒める。火が通ったら、しいたけのスライスを入れて、ふたをして蒸し焼きに。塩コショウして、茹でたてのパスタにからめる。
◆ウコギご飯◆
ウコギの若葉をちぎってボールに入れ、熱湯をまわしかける。あざやかな緑色になったら、水にさらして(苦味が強いときは長めに)、しぼってきざんで、塩をまぶせば、ウコギご飯の 「もと」ができあがり。あとはあつあつのご飯にまぜるだけ。


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