09/11/06 豊作の秋
白州発不定期日誌

夏の日照不足と長雨のせいか、今年、山のきのこは10年に一度の不作らしい。
きのこ採り(今年からちょっとはまり出した)で出会ったおじさんが言ってた。
せっかく遊びに来たきのこ好きの友達も、収穫はわずかで残念。
うちのほだ木たち(しいたけ、なめこ、くりたけ、ひらたけ)も、10月に入ったというのに出る気配なし。こりゃだめかな、と思っていたら、なんと雨が降っ た新月の後、なめこが一斉ににょきにょきと、、、
近所であった「野生キノコ鑑定会」に来ていたきのこの先生が、この日から出ます、と自信満々でホワイトボードに大書した日付は、新月の日付だったんだ!




今年のなめこは、ぶっとい!
最初はなんか違うものかと疑ったぐらい。
これ、かさが開くとどうなるんだろ、、、





→こうなりました!(鍋の中) でかい!
左手の上は、これもでっかいしいたけ。
しいたけも、普段よりはかなり少ないけれど、ぼつぼつ採れた。

毎日なめこ汁で幸せ。そのうちに、ひらたけも出始め、去年のように食べきれないほどではないが、そこそこの収穫。で、今度は毎日クリームシチュー。


そして今年初収穫のくりたけ。
オムレツに入れたら、感動的においしかった。
バター炒めも美味。
山で人気のわけがわかった。




きのこが一段落した頃、寒波がやってきて、早くも強い霜が下りた。やばい、畑のいも類も掘り上げなきゃ。

今年こそ、と植える場所を変えてみた生姜は、やっぱりだめで、いつもどおり収穫はわずか。
さつまいもは、途中で小動物に茎を切られて、これもさびしい収穫。
さといもは、畑のが小さいけどまあまあ。そして土手さといもは今年も豊作。



そして今年の大豊作はヤーコン!
去年種芋の保存がうまくいったので、今年は調子に乗ってたくさん苗を作った。地上部はいつものようにそれほど大きくならなかったが、掘ってみると過去最高 の出来。さらに株数が多いので、大変なことになった。
切干しができるらしいので、やってみよう。



もらったりしたむかごをあちこちにばら撒いているので、いろんなところに山芋のつるが伸びている。
去年はでっかいつくねいもが採れたので、今年も太くなっていたツルを何本か掘ってみると、、、
大和イモらしきものが3つと、40センチほどの長イモが採れた!





唐辛子もまあまあ豊作。
青唐辛子は、今年は初霜の前に収穫が間に合ったので、葉っぱはつくだ煮に。実は、フードプロセッサでペーストにして、タイカレーペースト、ゆず胡椒、唐辛 子味噌など、いろいろ作ってみた。
赤くなった唐辛子は、干して保存。ミルで粉にして使う。



今年はクルミもすごい。
放っておくと、ミニ畑がクルミの実で埋まってしまう勢いなので、秋の初めからせっせと採ってはためておいた。いつもなら、今頃はねずみが拾い尽くした後 で、探してもあまり見つからないのに、今年はねずみも採りきれないらしく、まだまだたくさん落ちている。座り込んで手の届く範囲だけを拾っても、すぐに 100個ぐらい拾える感じ。
去年はねずみとの競争に負けて収穫がほとんどゼロだったので、オニグルミに比べて割るのが簡単なヒメグルミ(ハート型のかわいいやつ)を中心に、今年は真 面目に拾ってみた。洗ってちゃんと乾かしておけば、何年も保存できるみたい。
ここから食べるまで(殻を割って、実をほじって)が大変なので、なかなか利用する余裕がないんだけどね。いや、今年は真面目に使うぞー。


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