エクステリア Outside Facilities
plant used telegraph poles for the foundation of the deck

小屋の北側には、2階の床と同じ高さのデッキを作りました。小屋に沿った外階段でこのデッキまで上がり、さらに上の土地へ上がるための足がかりとします。

まず、もらってきた古電柱(細切れ)を斜面に埋めてデッキの基礎に。
cut the top side of the pole to place the beams

この基礎の電柱をはさむようにして2枚の桁を取り付けます。これは、桁が付く部分をチェーンソーでカットしているところ。急斜面で足場が悪い場所です。
place the deck joists on the beam

桁の上に根太を乗せます。桁も根太も製材所で挽いてもらった唐松を使用。もちろん任意のサイズを指定できますが、この4寸×1寸3分の材が今のところうちの定番サイズの材になりつつあります。

いつもお世話になっているのは、夫婦でやっている小さな製材所。唐松なら格安で入手できます。単価を抑えるために丸太をぎりぎりまで使うので、皮付きの丸いところを含む材がかなりありますが、使い方を考えれば問題ありません。
nail the pole to the foundation

どこかのおうちの台所の土台に使われていた三寸角を柱にしました。古電柱の基礎に固定します。
lay the decking and nail them to the joists

デッキ材をだいたいの長さにカットして、裏と横を塗装してから根太にビス止めします。デッキ材も唐松を挽いてもらいました。4寸×1寸です。
cut the edge of the decking

デッキ材を全部張ってから、端をカットして揃えます。
paint the surface of the decking

デッキ材の表をステインで塗装。

deck with the railing

階段のほうには手すりも付けました。

build the lower stage of the stairway

さて次はデッキへの階段です。まず、下の踊り場を作ります。
基礎はデッキと同じく古電柱を埋め込み、これに桁と根太を固定します。



make the saw tooth stringers of the stair

ささら桁の墨付けとカットをやりました!
「取り返しが付かない」作業なので、かなり緊張。これは、丸鋸でカットした後、丸鋸で切りきれなかった部分を手鋸で切っているところです(全部手で切ったわけではありません)。

ささら桁には8寸×1寸3分の材を使いました。

install the stringers and nail the treads on

ささら桁を踊り場とデッキに固定し、踏み板として4寸×1寸3分の板を2枚ずつ張っていきます。
stairway from the lower stage to the deck

踊り場にもデッキ材を張り、塗装して一応完成。これで2階に上がるのに二連梯子を使わなくてもよくなりました。
stairs to the lower stage

しばらくそのまま使っていましたが、踊り場から下の部分の階段がやっと完成しました。地面には古電柱を埋め込み、構造はデッキへの階段とほぼ同じです。
use railroad ties to build the stage on the way to the upper land

デッキから上にも階段を付けて、上の土地への足がかりとします。まず、デッキから一段上がったところにある獣道に、枕木の踊り場を作ります。枕木は実家のほうで入手したのを譲ってもらいました。
the stairs from the deck to the trail above

デッキから上の踊り場に向かって階段を付けました。
構造はデッキへの階段とほぼ同じなので、工程は省略。
build stairs to the upper land along the trail

上の踊り場から、トレールに沿って階段をさらに上に伸ばします。

まず、古電柱の基礎を埋め込みます。
use old logs cut into halves to build steps

踏み板には、半割りの丸太を使いました。これも勤め先の親会社の資材置き場に転がっていたのをもらってきたもの。この資材置き場、私たちの宝の山になりつつあります、、、

steps of railroad ties

階段はさらに上へと伸びていきます。上の方は、枕木を直接地面に置き、ヒノキの枝で作った杭を打ち込みました。解体家屋の玄関からはがしてきた石板も使ってみました。
これでやっと上の土地の入り口に到達しました。

attach a little roof to the east side wall of the hut

1階の東面と西面には、屋根を付けて通路や物置として使えるようにします。
まずは東面から。地面に古電柱を埋め込み、その上に柱を立て、桁と垂木を付けます。
通路の床には拾ってきたアスファルトの破片を組み合わせて敷き詰めてみました。これは、かの「北の国から」の「雪子叔母さんの家」のアプローチにも使われていました。実際にやってみると、アスファルトの厚みが一定じゃないので、上面を平らに揃えようとすると結構手間がかかります。パズルもたいへん、、、

  『黒板五郎の流儀』
corridor made of used asphalt

廊下はこんなふうに仕上がりました。アスファルトのすきまはモルタルで埋めています。
roof of galvarium steel sheets and polycarbonate sheets

屋根は、ガルバリウム鋼鈑波板。少し明るくしたかったので、間にポリカーボネートの波板を入れてみました。
scorching old lumbers to use as poles

勤め先の親会社の資材置き場に、半分埋められた三寸角の柱がたくさんあったので、もらってきたようです。あまりきれいじゃないけど、まだまだ使えそうです。

で、これを焼却炉で焼いているのは、、、?
attach a little roof to the west side wall as well

地面にそのまま埋めるから。西側の下屋の柱です。
nail galvarium steel sheet as a roof

たまってきた古材のなかから垂木と母屋に使えそうな材料をかきあつめました。屋根材はガルバリウム鋼鈑の波板。

make a drain in front of the southside sliding doors

1階の南側引き戸の前の地面には排水溝を設置します。既製品のU字溝を買えば簡単なようですが、例によって廃材を使います。
材料は、解体したブドウ園からもらってきたコンクリートの柱。右側のマスも、ブドウ園に落ちていたのを拾ってきたもの。
use concrete poles from scrapped winery as walls of the ditch

溝の側面はブドウ園の柱を2段並べました。底面は、マスに向かって水が流れるように勾配を付けます。
the drain ditch and the drainpipe

東側の入り口横にも、泥落としを兼ねた排水溝を付けます。

グレーチングを置いて、一応完成。グレーチングは、新品を買うととんでもなく高いのですが、これは鉄くず屋さんで、キロ20円で買ってきた中古です。多少の反りは、叩いて直して、、、


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