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早く完成させたいのと、中古の合板が何十枚か手に入ったこともあって、今回は2×4工法で建てることにしました。輸入材はなるべく使いたくないのですが、ちょっと急ぐので妥協です。 2×4工法では通常床を作ってから、それを作業台にして壁パネルを作りますが、1階は土間になるため、床はありません。平らなところがないと作業しにくいので、2階の床の根太の材を仮組みして作業台にしました。 |
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設計図(自分で書いたんだけど)どおりに壁パネルを組み立てます。 右は助っ人その1(大工の息子)。 |
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できあがったパネルをブロック基礎の上に立ち上げます。 合板を張るとパネルが重くなって扱いが大変(最初は 2人で作業する予定だった)なので、合板は後で張ることにしましたが、思いがけず助っ人が2人も来てくれたので、実は合板を先に張っても楽勝だったかも、、、 パネルの下辺には、アンカーボルトの位置に穴を開けてあるので、この穴にアンカーボルトを差し込みます。土台は省略。 |
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2枚目のパネルを立て、1枚目とつなぎます。 これは南面の開口部です。パネルの下辺は、あとで開口部分をカットします。 |
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四面をつないだところ。 |
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パネルに合板を張っていきます。 これは店舗の解体のときに出た中古の合板です。屋根の野地板に使われていたものなので、アスファルトルーフィングのかけらをはがし、ステップルも抜いて、と手間はかかりますが、きっと合板もこんなところで第二の人生を送れるとは、思ってもみなかったことでしょう。 |
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2階の床の根太。ほんとは2×10を使いたいところですが、予算の関係上2×8になりました。 |
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2階の床の野地板を張ります。これは新品を使いました。 |
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2階の壁は、助っ人も去り、2人だけの作業になりました。2階の床の上で、再び壁パネルを組み立てます。高いところで2.5メートル以上あるので、端っこで作業するときはちょっと怖いです(私だけ?)。 |
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1階の壁パネルは合板をあとから張りましたが、2階の場合はあとから張るほうがたいへん(足場が必要)なので、合板を張ってから壁を起こしました。2人でなんとか起こせる、という重さです。しかも高所の作業なのでちょっと緊張。 端っこにストッパーを打ち付けて壁がすべり落ちないようにしてから、2人でよいしょっと起こし、1人が支えている間にもう1人がブレースを打ち付けます。 |
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おなじようにほかの壁も立ち上げます。 |
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2階の四面が完成。下から見上げるとかなり威嚇的です。 |
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この地方は比較的雨が少ないのですが、1階ができてから2階の屋根をかけるまでの間に、台風を含め、イジメとしか思えないような激しい雨に何度もおそわれました。夏に長野の友人がログを組んだときには、1ヶ月近く雨らしい雨が降らなかったというのに(日頃の行いのせいか?)、、、 2×4工法が雨の多い日本にはあまり向いていない、というのをちょっと実感。 とりあえず、廃材とブルーシートで雨よけを作りました。 |
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合板張りの続きです。合板の無駄が出ないよう、1階から2階までの壁パネルの縦の寸法は、合計で合板2枚プラス1/3枚になるようにしました。これは最後に1階と2階の間の隙間にちょうど1/3ずつに切った合板を張っているところ。 ホントの2×4工法からはちょっとはずれる(らしい)変則的な方法や、掟破りもいろいろと使っています。コストや手間、作業の容易さなどが理由です。セルフビルドなので、そのへんは臨機応変に、、、 |
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2階はゲストハウスになる予定なので、太陽の恵みを最大限に利用すべく、南面は1間の掃き出し窓、東西にも窓があります。これは西向きの窓。遠くに鳳凰三山のオベリスクが見えます。 |